第3回市民工房サロンを開催しました。今回のテーマは移動店舗。「とちぎコープ移動店舗事業の事例」をご紹介いただきました。
2019年11月3日(木)15:00~16:30
宇都宮市まちづくりセンター 参加者4名
とちぎコープから川端常務にお越しいただきました。お忙しい中ありがとうございました。
とちぎコープでは、日ごろから利用者の皆様の声を大切にされています。その中で、自動車免許の返納を考えている利用者からの不安の声が届いたことから、移動店舗事業が始まりました。
県内市町の住民1,000人当たりの店舗数を調べ、拠点となるコープ店との地理的関係を考慮するなど入念な事前調査を基に、宇都宮市陽光・緑ヶ丘地域で事業を開始したのが2017年7月のことです。以来約1年半で利用者数110%、供給高で156%と伸張し地域の期待も大きくなっていると感じているそうです。
その期待に応えるべく、とちぎコープでは10月から2号車の営業をスタートする予定です。
社会貢献事業として位置付けてはいるものの、黒字化は大切な要素、販売エリアの拡大に伴い、損益改善も図っていくとのことでした。
利用者の声に真摯に耳を傾け、採算化が容易ではないにも関わらず事業を開始し、さらに発展させていこうと
する姿勢に、とちぎコープの理念「ともに はぐくむ くらしと未来」を感じ、頼もしく思いました。